舌垢の原因と除去する時の注意点
ここでは舌垢の原因や除去する方法などについて解説しています。
口臭がある人の場合、舌をよく見ると赤いはずのところが白っぽくなり
舌垢が付着している事があります。
これは舌苔とも言われるものです。
舌苔の原因ですが、主に4つの成分から出来ており
細菌、食べカス、血球、そして粘膜から剥がれ落ちた上皮細胞で構成されています。
この中でも、上皮細胞に嫌気性菌などの細菌がたくさん付着し
揮発性硫黄化合物を発生させるのが、口臭の主な原因です。
舌苔が発生するメカニズムは、飲食をすると唾液は舌を通りますが
その際、唾液中に含まれる上皮細胞が舌に付着します。
その上皮細胞を口内の細菌が破壊すると、上皮細胞が重くなり舌に沈殿します。
これが舌苔の原因の一つと考えられています。
舌垢である舌苔を取りすぎると、舌乳頭を傷付けてしまい、剥がれ落としてしまいます。
すると、その舌乳頭が唾液と混ざって細菌のエサとなるので、余計に口臭が酷くなってしまいます。
ただし、舌苔が付着しすぎていたら除去する必要もあります。
取りすぎないようにすると同時に注意したいのが
歯磨き粉と歯ブラシで除去しない事です。
舌はある程度の刺激には耐えられますが、肌と同じにデリケートです。
除去する時には、専用のアイテムを使うようにします。
舌ブラシなどと検索すれば購入することができますよ。
舌苔は普通に付着してしまうもので、正常な量や状態なら特に除去する必要はないです。
毎日きちんと歯磨きをすればある程度は落ちていきますし
口の中の清潔を保つようにすれば、大量に蓄積される事もないのです。