舌が白い場合の体調不良について
舌が白い場合は、口の中の粘膜や食べた物のかすなどが溜まり、苔となって付着したものです。
健康な方でも疲れていたりして体調が悪い場合は、新陳代謝が低下する事によって舌が白い状態になったりします。
この白いものは必ずしもきれいに取る必要はなく、多少あっても問題はありません。
ベロの先や外側がピンク色で真ん中にはうっすらとあるぐらいが正常とされています。
これ自体が問題になるのではなく、苔が大量について舌の状態が真っ白い状態になっているのが問題になります。
このようになると体調がすぐれなくなるだけではなく、様々な病気を引き起こす原因にもなります。
中でも誤嚥性の肺炎などが起こりやすく適切なケアが必要になります。
体調がすぐれない場合は口腔ケアが必要になります。
これには話しやすくなる、食べやすくなる、飲み込みやすくなるなどを目的とした様々な方法があります。
口の中を清潔に保つ器質的な口腔ケアや口腔機能の維持と回復を図る機能的な口腔ケアがあります。
出来た白いものの中には細菌が多く繁殖しています。
この細菌が誤って肺に流れ込む事によって炎症が起こります。
この炎症によって起こる病気には誤嚥性肺炎があります。
また誤嚥性の肺炎を起こした人の中からは歯周病菌も多く見つかっています。
なので口の中を清潔にする事が大切になります。
具体的には、うがいや歯磨き、粘膜や舌の清掃があげられます。
頬の内側や上あご、舌も柔らかい歯ブラシやスポンジブラシなどでクリーニングする事が必要になります。